仏人滞在記3・ROVO [electronica]
「コ、コレハナンデスカ?」と仏人。
「アバンギャルド・ジャズです」って…これでいいのか、解説は。
でも、渋さ知らズの祝祭的ステージには、仏人も大満足。もちろん当方も。
聞くとフランスにも、最近人気の大所帯バンドがいるらしい。
が、音楽はジャズではなく、ジプシー?ケルト?系らしい。
やっぱりね。
さて、次に登場は、勝井祐二と山本精一の生トランスバンド、ROVO。
実は、前回の恵比寿リキッド・ルーム2daysは、音がテンパってて正直疲れたけど、
この日のロボは、素晴らしかった。
サイケデリック&エレクトリック・ダブ!
勝井祐二のエレクトリック・バイオリンは腰が下がり、
電子音が空に飛び交う、Up&Downの快感。
渡英中のレイブ・カルチャーに触発されて生まれたというROVOは、やっぱり野外がよく似合う。
この日の演奏に、近い音が聞けるのがこのCD。
ROVOオフィシャル・ブートレッグ・シルーズ第4弾
ROVO LIVE at 京大西部講堂 2004.07.18
ⓟⓒ2006 rovolone/発売元:ROVOLINE/有限会社ワンダーグラウンド・ミュージック
実は、開場で買ったのだ。
2000円とお手ごろ価格。絶オススメです。
boards of canada (E-1) [electronica]
"in a beautiful place out in the country"/ boards of canada
from album "in a beautiful place out in the country"
©2000 ⓟⓒwarp
track : M-3 "in a beautiful place out in the country"
好感度 : ★★★★★
BPM : 99
running time : 6:05
使用方法 : ジャンルからの解放、映像への展開、ヴォコーダーによる再生の予感、FO
image ⇒
濾過されない闇、夢
傷ついた大人の(今は子供もか)脳の修復作業
超えられないジャズがあるように、超えられないエレクトロニカがある
ボーズ・オブ・カナダ…カナダ国立映画制作庁が制作した同名のネイチャー系の映像番組
に触発されたことが結成の由来という、スコットランド出身の2人組
ヒッピー・カルチャーにもポップ・カルチャーにも、もはや影響されない、最強無二のサイケデリア
その浮遊感と”釘=アクセント”は、「初めて世界に触れたときの昂ぶる気持ち」に
子供時代の二度と戻れない記憶に回帰していく作業、だと言う
オ、俺は今死んでいるのか!
と、ふと気がついてしまったサラリーマンが聴く場合がある……^_^; 誰?
★ちなみにミニ・アルバム全4曲の他の3曲も良です、ふかふかです
M-1 BPM 85 time 6:23
曇天の風景を茫と眺める+ブレイクビーツ的刻み、長い一拍の残響音
残1:18で、瞬間的に美しくはじける
M-3 BPM 140 time 6:15
B・イーノ的なambient
M-4 BPM 160 time 5:18
キーボードのミニマル・ミュージック